最優先

赤い油圧警告灯が点灯したら、エンジンを止める

赤い油圧警告灯は、一般的なオイル交換時期のお知らせとは意味が異なります。油圧が維持できていない可能性があり、そのまま走行するとエンジンを損傷するおそれがあります。安全な場所に停車してエンジンを停止し、原因が分からないまま何度も始動しないでください。

01–04 · CHECK ORDER

症状を分けて、順番に確認する

  1. 01

    油量警告と油圧警告を混同しない

    黄色の油量警告や『オイルレベルを確認』という表示は、オイル量低下を知らせる場合があります。水平な場所で取扱説明書に従って測定し、警告の色・マーク・文章を写真に残します。レベルゲージのない車両は、車載システムが指定する温度や停止条件を守る必要があります。

  2. 02

    車体下の液体をオイルと決めつけない

    駐車場所の液体は、エンジンオイル以外に冷却水、トランスミッションオイル、パワーステアリングフルード、エアコン排水の可能性もあります。位置、色、粘り、臭い、跡の広がり、警告灯や異音の有無を記録します。熱い車体の下へ入ったり、液体へ直接触れたりしないでください。

  3. 03

    減った分を補充するだけで終わらせない

    補充前に車両指定の規格、粘度、現在量を確認します。上限を超えて入れたり、適合が分からないオイルを大量に混ぜたりしないでください。補充後に再び減る場合は、フィルター、ドレン、ガスケット、シール、ホース接続部、アンダーカバー内部、排気煙を順に確認します。

  4. 04

    漏れの経路と実際の油圧を確認する

    走行風やアンダーカバーでオイルが離れた場所まで広がるため、最も濡れた場所が発生源とは限りません。汚れの範囲を確認し、必要に応じて清掃して上側から下側へ経路を追います。故障コードだけで部品を決めず、油量、漏れ位置、実油圧、異音、排気状態を合わせて判断します。

潤滑系統 · 知識図

メルセデス・ベンツのエンジン潤滑系統を確認するポイント

掲載図はメルセデス・ベンツのエンジン構造を参考にし、潤滑の流れは別枠の知識図として整理しています。車種、排気量、仕様によりオイルポンプ、フィルター、センサー、油路の位置と制御は異なるため、修理時は車台番号とエンジン型式に合うメーカー資料を確認します。

メルセデス・ベンツのエンジンとオイルパン、オイルポンプ、フィルター、主油道の知識図
メルセデス・ベンツのエンジン構造参考+潤滑系統の知識図。メーカーの内部油路図ではありません。

CHECKLIST

入庫相談前に準備したい情報

  1. 1

    メーカー、車種、年式、走行距離

  2. 2

    警告灯と表示メッセージの写真

  3. 3

    最後のオイル交換時期と走行距離

  4. 4

    補充したオイルの規格と量

  5. 5

    駐車場所の漏れ跡の写真

  6. 6

    異音、焦げた臭い、白煙・青煙の有無

FAQ

オイル警告のよくある質問

赤いオイル警告灯が消えたら走れますか?

一度消えても原因が解決したとは限りません。油圧不足の可能性があるため、無理に走行せず点検またはロードサービスを手配してください。

オイルを補充すれば警告は直りますか?

油量不足なら表示が変わる場合はありますが、漏れ、消費、油圧異常、センサー不良は別途確認が必要です。

車体下の黒い跡はエンジンオイルですか?

写真だけでは確定できません。液体の位置、色、粘り、臭いと、実車の漏れ経路を確認します。

SOURCE

確認資料