先に結論

TPMS警告が出たら、原因確認前にリセットしない

輸入車のメーターに、タイヤ断面の中に「!」が表示されたような警告灯が点灯することがあります。警告が出た場合は、空気圧を補充してすぐリセットするのではなく、安全な場所でパンクやタイヤ損傷がないか確認し、四輪の空気圧を車両指定値と照合することが大切です。

01–06 · SAFETY & TPMS CHECK

警告の状態とタイヤを順番に確認する

  1. 01

    最初に安全な場所でタイヤを確認する

    走行中に警告が表示された場合は、急なハンドル操作や強いブレーキを避けて安全な場所へ停止します。一本だけ極端につぶれていないか、車体の傾き、振動、タイヤ側面の膨らみ・亀裂・コード露出、異物、ホイールの変形を確認します。明らかな損傷がある場合は無理に走行しないでください。

  2. 02

    点灯と点滅を同じ意味だと決めつけない

    警告灯が点灯する場合と、一定時間点滅してから点灯する場合では、車種によって意味が異なります。実際の空気圧低下、タイヤ外径差、交換後の初期化不足、センサー未登録、センサーや通信の異常などを候補に、取扱説明書と診断情報を確認します。

  3. 03

    空気圧は冷間時に四輪とも測定する

    基準にするのはタイヤ側面の最大圧力ではなく、運転席ドア開口部、給油口付近または取扱説明書に記載された車両指定空気圧です。前後輪や積載状態で指定値が異なる車種もあるため、四輪を同じ数値に合わせればよいとは限りません。

  4. 04

    空気圧が低下した原因を確認する

    空気を補充しても短期間で再び低下する場合は、釘や金属片、側面・ショルダーの損傷、エアバルブ、ビード部分、ホイールの変形や腐食、過去の修理部分、TPMSセンサー周辺を確認します。損傷位置や走行状態によってはタイヤ交換が必要です。

  5. 05

    原因確認前にリセットしない

    TPMSのリセットや初期化は、現在の空気圧を基準として学習させる作業を含む場合があります。空気圧が不足したまま初期化しないよう、サイズ、冷間時の実測値、損傷の有無、センサー装着と登録状態、車種指定手順を先に確認します。

  6. 06

    タイヤ・ホイール交換後は登録状態も確認する

    交換後から警告が出始めた場合は、前後タイヤサイズ、ランフラットか通常タイヤか、センサーを移植・交換したか、ID登録や初期化を行ったかを整理します。車種によって診断機での登録、車両メニューの初期化、指定走行による学習が必要です。

CHECK ORDER

推奨する点検順序

  1. 1

    警告表示を写真に残す

  2. 2

    安全な場所で四輪の外観を確認する

  3. 3

    冷間時の空気圧を四輪とも測定する

  4. 4

    車両指定空気圧と照合する

  5. 5

    パンク、バルブ、ビード、ホイールを点検する

  6. 6

    タイヤサイズと装着状態を確認する

  7. 7

    交換、ローテーション、パンク修理歴を確認する

  8. 8

    必要に応じてTPMSの故障情報とセンサー状態を確認する

  9. 9

    車種指定の手順で初期化・登録を行う

  10. 10

    調整後に空気圧低下と警告の再発を確認する

BEFORE CONTACT

相談前に準備したい情報

  1. 1

    メーカー、車種、年式、走行距離

  2. 2

    警告表示の写真と点灯・点滅の状態

  3. 3

    四輪の実測空気圧

  4. 4

    タイヤサイズ

  5. 5

    タイヤ・ホイールの交換時期

  6. 6

    パンク修理歴

  7. 7

    ランフラットタイヤの有無

  8. 8

    現在、安全に走行できる状態か

FAQ

輸入車のTPMSに関するよくある質問

空気を入れたら警告灯はすぐ消えますか?

車種によって異なります。空気圧調整後に走行、初期化またはセンサー登録が必要な場合があります。先に漏れや損傷がないことを確認してください。

ランフラットタイヤなら、警告灯が点いても走行できますか?

無条件に走行できるわけではありません。走行可能な速度と距離は車両・タイヤによって異なります。振動や損傷がある場合は走行を控え、取扱説明書を確認してください。

タイヤ交換後からTPMS警告灯が消えません。

センサーの未装着、ID未登録、初期化不足、タイヤ外径の違いなどを確認します。交換したタイヤ・ホイールの情報を準備してください。

SOURCE

確認資料