先に結論

車検に合格したことと、次の車検まで整備が不要であることは同じではありません。車検、日常点検、定期点検、必要な整備を分けて考えましょう。

国土交通省も、車検は検査時点で保安基準に適合しているかを確認する制度で、次回までの安全性を保証するものではないと案内しています。走行距離、使用環境、年式、警告灯や異音などの症状を踏まえ、必要な点検整備を行います。

01 · 車検と点検整備

役割を分けると、必要な作業が見えます

車検

検査時点の適合を確認

国が定める保安基準に、検査時点で適合しているかを確認します。満了日を過ぎた車は公道を走れません。

点検

劣化や不具合の兆候を確認

ブレーキ、タイヤ、灯火類、下回り、液類などを確認し、消耗や漏れ、ガタ、損傷の兆候を探します。

整備

必要な調整・交換・修理

点検結果と車両の状態をもとに、必要性と費用をご説明し、調整、部品交換、修理を進めます。

02 · 3GMの対応項目

車検から保養・修理まで、車両ごとに確認

技術者が診断端末を見ながらエンジンルームのバッテリーとオイルを点検する横長イメージ
点検・診断の説明用イメージ。車種、状態、必要設備、部品供給により対応内容は異なります。
  1. 01

    車検

    満了日、車種、年式、現在の状態を確認し、車検に必要な点検・整備をご案内します。

  2. 02

    自動車整備

    ブレーキ、足回り、灯火類、下回り、油脂類など、使用状況に合わせて点検します。

  3. 03

    オイル交換

    走行距離、経過期間、車両指定を確認し、エンジンオイルとフィルターの交換時期を判断します。

  4. 04

    バッテリー交換

    始動状態、電圧、充電系統を確認し、車種に合うバッテリーと交換方法をご案内します。

  5. 05

    タイヤ交換・パンク修理

    残り溝、偏摩耗、空気圧、損傷箇所を確認し、修理可否または交換を判断します。

  6. 06

    車 修理・自動車 修理

    異音、警告灯、走行不調、電装系の症状などを確認し、診断後に必要な修理をご説明します。

  7. 07

    板金塗装

    キズ、へこみ、事故損傷は、骨格や周辺部品も確認して補修範囲と塗装方法を決めます。

  8. 08

    保養・予防整備

    故障してから直すだけでなく、消耗品と使用環境を見ながら次に必要な整備を整理します。

03 · 点検したいサイン

この症状は、次の車検まで待たない

技術者がタイヤ溝とブレーキ周辺を確認している横長の点検イメージ
タイヤとブレーキ周辺の点検イメージ。パンク修理の可否は損傷位置と状態で判断します。
  1. 01

    警告灯が点灯した

    故障内容によっては走行継続が危険です。表示内容を確認し、安全な場所から相談してください。

  2. 02

    ブレーキに違和感がある

    異音、踏み応えの変化、制動時の振動や片寄りは早めに確認します。

  3. 03

    タイヤの空気圧が下がる

    釘、バルブ、ビード、ホイールなど漏れの原因を調べ、パンク修理か交換かを判断します。

  4. 04

    始動が弱い・電装が不安定

    バッテリーだけでなく、充電系統や待機電流も含めて状態を確認します。

  5. 05

    オイルや液体の跡がある

    漏れの種類と位置を確認し、量が不足したまま走行を続けないようにします。

  6. 06

    走行中に異音・振動が出る

    エンジン、駆動系、足回り、タイヤなど原因候補を切り分けます。

04 · 相談から作業まで

状態と費用を説明してから進めます

  1. 1

    車両情報と症状を共有

    車種、年式、走行距離、車検満了日、警告灯、音や振動、これまでの整備履歴をお知らせください。

  2. 2

    現車を点検・診断

    症状を再現し、必要な点検項目を確認します。写真だけでは分からない部分は実車で判断します。

  3. 3

    作業内容と費用をご説明

    今すぐ必要な項目と、状態を見ながら計画できる項目を分けてご案内します。

  4. 4

    整備・交換・修理

    ご説明と確認後に作業を進め、完了時に実施内容と今後の注意点をお伝えします。

FAQ

車検・点検整備のよくある質問

車検に通れば、次の車検まで整備は不要ですか?

いいえ。車検は検査時点の適合を確認する制度です。走行中の消耗や故障を次回まで保証するものではないため、日常点検と定期的な点検整備が必要です。

タイヤ交換、オイル交換、バッテリー交換を一緒に相談できますか?

はい。走行距離、経過期間、車両指定、実際の状態を確認し、必要な項目と時期をご説明します。

パンクは必ず修理できますか?

いいえ。側面損傷、穴の位置や大きさ、内部損傷、走行状態によっては安全上交換が必要です。現物を確認して判断します。

輸入車や高級車の車検・修理も相談できますか?

ご相談いただけます。正確な対応可否は車種、年式、状態、診断・設備要件、部品供給を確認して個別にご案内します。

参考情報

本記事の確認資料