先に結論

色番号は重要ですが、それだけで最終色は決まりません

車体の色番号は、塗料の配合データを探すための基本情報です。一方、車両の保管環境、経年変化、過去の補修塗装、素材の違いなどにより、現在の車体色と基準色の見え方が異なることがあります。実車の塗装面と比較しながら確認することが大切です。

01–05 · COLOR CHECK

塗装色を確認する5つのポイント

  1. 01

    最初に車両の色番号を確認する

    色番号は車体のコーションプレートやメーカー情報から確認します。同じメーカー、車種、年式でも複数色が設定されているため、見た目だけで判断しません。入庫相談時は、車体に記載された色番号やコーションプレートの写真があると確認しやすくなります。

  2. 02

    現在の車体色と過去の補修歴を確認する

    日光や保管環境による色・光沢の変化、過去に再塗装されたパネル、樹脂バンパーと金属パネルの見え方、磨きやコーティングの履歴を確認します。配合データだけで決めず、隣接パネルを含む実車の状態と比較します。

  3. 03

    メタリック・パールは粒子の見え方も見る

    メタリックやパールは、色味だけでなく粒子の粗さ、並び方、反射、見る角度で印象が変わります。正面で近く見えても、斜め方向や屋外では差が見えることがあるため、複数の角度と照明条件で確認します。

  4. 04

    試し塗り色板を実車と比較する

    調色した塗料をテスト用の色板へ塗り、乾燥後に屋内照明と自然光、正面と斜め方向で比較します。ベースコートだけでなく、クリヤー塗装後の光沢や深みも含めて確認します。

  5. 05

    損傷と色差を見て塗装範囲を決める

    損傷したパネルだけを塗装するか、隣接パネルとの境界まで確認するかは、車体色、損傷位置、過去の塗装状態によって異なります。写真だけで範囲を確定せず、実車確認後に作業内容を決めます。

CHECKLIST

入庫相談前に準備したい情報

  1. 1

    メーカー、車種、年式

  2. 2

    車体の色番号またはコーションプレート写真

  3. 3

    損傷箇所の全体写真と近接写真

  4. 4

    過去の板金塗装履歴

  5. 5

    コーティング施工の有無

  6. 6

    保険修理か自費修理か

FAQ

塗装色合わせのよくある質問

同じ色番号なら必ず同じ色になりますか?

色番号は基本情報ですが、現在の塗膜状態や補修歴などにより見え方が異なる場合があります。実車との比較が必要です。

写真だけで色や塗装範囲を決められますか?

写真は初期確認に役立ちますが、光、角度、塗膜状態で見え方が変わります。最終判断は実車確認後に行います。

メタリックやパールはなぜ難しいのですか?

粒子の粗さや並び方、見る角度、塗装方法によって明るさや反射の見え方が変わるためです。

SOURCE

確認資料